取り扱い樹種のご紹介

取り扱い樹種のご紹介

当社では以下の13種類をメインに取り扱っております。
それぞれの木の特徴をご理解の上ご購入下さい。

■吉野杉 ■吉野檜 ■欅 ■栃 ■桜(山桜)
■タモ ■栗 ■樺 ■水目 ■楠
■銀杏 ■アメリカンブラックチェリー ■ブラックウォールナット
吉野杉色目のよい吉野杉中杢

・科目
スギ科スギ属の針葉樹

・産地
奈良吉野地方、狭義では吉野郡川上村、黒滝村、天川村産の材をさす。

・色目の特徴
心材(赤身)は淡紅色から赤褐色、特に吉野杉は辺材(白太)と赤身の境界がはっきりとしている。

・性質
材は軽軟で比較的狂いは少なく加工が容易、吉野杉の赤みは耐水性が高く外壁材にも使用可能です。

・お勧めの点
吉野杉は他産地の杉に比べ色目がよく、太い材が存在します。色目、耐久性、加工性とも日本一の杉材です。幅広一枚板は流通量が少なく広葉樹を主体とする一枚板業者ではほとんど在庫していません。他の家具店等ではほとんど手にはいらないでしょう。当社が日本で一番吉野杉幅広天板を所有しています。
まっすぐに長く伸びる木ですので長尺のカウンター等にお勧めです。
広葉樹に比べ軽いので引越しや頻繁に移動をされるお客様に便利です。

・お勧めしない点
杉は柔らかいので傷が付きやすく、少しの傷でも気なるというお客様にはお勧めいたしません。

・その他
吉野杉はよく他の産地の材と比較してどうなの?と聞かれます。吉野地方は年間雨量が多く、杉が成長するのに最も適した環境にあります。雨が多いと材が含む油脂の成分が多くなり、水に強い材になります。冬はかなり寒いので成長が遅くなり、冬目がしまった材になることで頑丈になります。

吉野檜天然桧一枚板(国産最大クラス)

・科目
ヒノキ科ヒノキ属の常緑針葉樹

・産地
奈良吉野地方、檜は全国に分布しますが吉野産のものを吉野檜といいます。

・色目の特徴
辺材は淡い黄白色、心材は淡い紅色、吉野檜は他産地材に比べ心材と辺材の差がはっきりとしています。

・性質
加工性がよく、耐湿、耐水性、保存性はあらゆる樹種の中で最高です。まっすぐで素直な木がほとんどです。鉋仕上げをするといい光沢が出ます。
直径50cm以上の木は近年かなり希少。

・お勧めの点
日本古来の伝統を受け継ぐ『檜』に憧れを感じる方にお勧め。檜独特の芳香が好きな方、ピカッと光った光沢が好きな方にお勧めです。

・お勧めしない点
太い木が極端に少なく、幅50cm以上の場合は2枚剥ぎになります。無節の材はかなり高価ですので、節のある材がほとんどです。
杉よりは硬いのですがやはり針葉樹です、広葉樹よりは柔らかいので多少傷は付きます。

欅上杢板

・科目
ニレ科ケヤキ属の落葉広葉樹

・産地
本州、四国、中国、九州

・色目の特徴
辺材は灰白色で心材は黄褐色~赤褐色、年輪は明瞭です。紅欅といって紅い色の欅のほうが耐久性が高く高価です。玉杢や泡杢など独特の杢が出る場合がある。

・性質
心材は耐湿、耐久性に優れやや重硬である。辺材は心材とは対照的で腐りやすいので屋外使用には心材のみの使用をお勧めいたします。

・お勧めの点
欅は他の材に比べ、木目がはっきりとしているので木目を楽しみたい方にお勧めです。杉や桧より硬いので傷が付きにくい性質があります(硬いといっても市販のメラミン樹脂のように硬くはないので多少の傷は我慢してください)。
大きくなる木ですので幅広一枚板が存在します。

・お勧めしない点
とにかく重たいので頻繁に移動する方にはたいへんです。欅には独特のあくがあります、オイル仕上げの場合、木のあくによるしみが付く場合があります。
白太に虫がつきやすいので虫穴のある材は後で虫が出てくる場合があります。

・その他
欅は古くから寺社建築に使用されており、国内広葉樹の中では最高品質の材といえると思います。古くから護岸に使用されているため国内の蓄積は比較的多いほうです。
年輪の詰まった欅は乾燥が速く、軽くて加工がしやすいため高価です。乾燥が早いですが水分の出し入れが激しいのでオイル仕上げの場合割れやすい性質があります。

栃杢板、キラキラと光沢があります。

・科目
トチノキ科トチノキ属の落葉広葉樹

・産地
日本全土、北海道~九州

・色目の特徴
全体に淡い黄白色から淡い黄褐色、白い材ほど暴れが少なく高級品

・性質
やや軽軟で、木肌は緻密、辺材は暴れが少なく、心材は極端に暴れる、白太(辺材)が多く赤身(心材)が少ないもののほうが高価。全般的に耐久性、耐水性は低く、屋外用の看板などには不向き。

・お勧めの点
栃独特のシルク光沢が好みの方、白っぽい幅広一枚板が好みの方にお勧め。基本的にまっすぐな材が少なく、曲がった材が多いため面白い形の材を好む方にお勧めです。
太くなる材ですので幅広一枚板が存在します。

・お勧めしない点
赤身を含んだ材や形の変わった材は暴れやすいのでご注意ください。
屋外用の看板等に使用した場合はすぐに腐ります。

・その他
栃は丸太の状態で長く放置したり、湿気の多い場所に長く置くと『青』といって、カビのようなものが材に入ります。青が入ると極端に価値が下がります。青の入った材は幅広板でも割安でお買い得です。赤身の多い材も暴れやすいですがお買い得です。

桜(山桜)国産山桜最大クラス

・科目
バラ科サクラ属

・産地
北海道から本州、四国、九州

・色目の特徴
辺材は淡い黄褐色、心材は褐色、材によっては暗褐色の縞模様が出る場合がある。磨くとよい艶がでます。

・性質
木質はやや重硬で強靭。耐湿性、耐久性はあまり高くない。雨ざらしは厳禁です。まっすぐに伸びた材は少なくねじれている材が多いため、製作後の暴れが出やすい。

・お勧めの点
山桜独特の色目が好みの方にお勧めです。桜という響きは日本人なら誰でも憧れますね。

・お勧めしない点
山桜は太くなる材は極めて少なく幅広一枚板はかなり高価です。当社にも数枚しか在庫ございません。また、ねじれや曲がりが多いので製作後、必ずといっていいほど暴れが生じます。

・その他
通常サクラと言う名前で流通しているのはカバ科(マカバ、ウダイ、メジロ、水目等)が多いですが、花の咲く桜はこちらです。

タモ

・科目
モクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹

・産地
北海道に多く、本州北部にもわずかに分布、また、ロシア内陸部、朝鮮、中国にも分布。

・色目の特徴
辺心材の境界は明瞭で、辺材は淡い黄白色、心材はくすんだ褐色。年輪は明瞭。時に美しい杢を有する。

・性質
材はやや重硬だが目込み材なので比較的軟らかく感じる場合もある、加工性や割裂性、表面仕上げは中程度。

・お勧めの点
タモは家具材として最もメジャーな材料の1つ、成長が遅く年輪幅が狭いので上品な仕上がりに見える。流通量も多くて広葉樹の中では長い材料も入手可能。精密な家具材から耳付き天板、長尺カウンターまで幅広く対応可能。

・お勧めしない点
成長が遅いので幅80cmを超える幅広板は入手困難で非常に高価。導管が多いので汚れが導管に詰まりやすい。

・その他
近年は北海道材の枯渇により価格が高騰している樹種の1つとなっている。流通のほとんどがロシア産材。 アメリカ産のホワイトアッシュとは別物。

・科目
ブナ科クリ属の落葉広葉樹

・産地
北海道西南部から本州、四国、九州に生育。また、朝鮮などにも分布。

・色目の特徴
辺材は狭く、褐色を帯びた灰白色。心材は褐色。材はタンニンを多く含み、年数が経つと徐々に濃くなり栗色から黒褐色に変化する。年輪は明瞭。

・性質
材は重硬で弾力に富む。水湿によく耐え、材の保存性は極めて高い。加工はやや困難。釘打ちなどで割れやすく予備穴が必要。

・お勧めの点
栗は特に水に強く、水回りや屋外の看板、外壁材に最適。硬さもそこそこなのでテーブル材としても問題なく使えます。

・お勧めしない点
成長が遅いので幅80cmを超える幅広板は入手困難で非常に高価。板目はやや反りが出やすい。ピンホール(小さな虫穴)が入りやすい。 鉄分と反応して黒く変色する。

・その他
栗は幅広材が少ないので当社では2枚ハギから3枚ハギのテーブルをメインに製作しています。

樺(カバ)

・科目
カバノキ科シラカンバ属の落葉広葉樹
当社で扱ってるのは ダケカンバ、メジロカンバ等のいわゆる雑樺

・産地
本州中部以北に分布し、多くは北海道に自生する。高さ30m、直径1mぐらいまでになる。

・色目の特徴
辺材(白太)は淡い紅白色、心材(赤身)は淡い紅褐色。 赤みの濃い真樺は、希少になってきており、近年、入手が難しくなっている。年輪はやや不明瞭。

・性質
重硬で均質な材。肌目は緻密で上品な風合がある。加工性は中くらいで、表面の仕上げは良好。接着性は良い。

・お勧めの点
カバは重硬なのでテーブルトップには最適、散孔材なので磨くとすべすべになる、虎杢と呼ばれる独特の木目が出る場合があり素晴らしい光沢が出る場合がある。

・お勧めしない点
成長が遅いので幅80cmを超える幅広板は入手困難で非常に高価。白太が多いのでハギ合わせする場合に合わせ方が難しい。

・その他
ウダイカンバの赤身の多い木をマカバと呼んでるが無垢材での流通は極めて少ない、大半が雑樺ですが、雑樺をマカバと呼んでる家具屋さんがあるのでご注意ください。
水目は同種ですが、本州産です。似てるが別物。
カバ桜と呼ばれる場合があるが花のさく桜とは別物

水目

・科目
カバノキ科カバノキ属の落葉広葉樹

・産地
わが国特産の材で、本州、四国、九州の深山に生え、高さ20メートルに達する。 蓄積量はあまり多くない。

・色目の特徴
辺心材の境界は明瞭で、辺材は黄色を帯びた白色、心材は紅褐色を呈する。年輪はやや不明瞭。

・性質
重硬で均質な材。肌目は緻密で上品な風合がある。加工性は中くらいで、表面の仕上げは良好。接着性は良い。

・お勧めの点
水目は重硬な木材なのでテーブルトップには最適、散孔材なので磨くとすべすべになる、虎杢と呼ばれる独特の木目が出る場合があり素晴らしい光沢が出る場合がある。

・お勧めしない点
成長が遅いので幅80cmを超える幅広板は入手困難で非常に高価。白太が多いのでハギ合わせする場合に合わせ方が難しい。雑樺に比べて変形の木が多い。まっすぐ伸びた水目は貴重品。

・その他
製品になるとカバと区別がつかなくなる場合があるのでご注意ください。

楠(クス)

・科目
クスノキ科の常緑広葉樹

・産地
関東以南の暖地、特に海岸に多い。また、台湾・中国にも分布。
なお、「楠」は南国から渡来した木を意味する。

・色目の特徴
辺材と心材の境界は明瞭で、辺材は灰白色~淡黄褐色、心材は紅褐色~暗緑を帯びる。
材はくすんだように見えることもあるが、時に美しい杢が出ることもある。

・性質
木肌は緻密で、耐湿・耐久性に優れる。加工は容易。乾燥時には狂いが出やすい。

・お勧めの点
クスは比較的大径木が多く、他の樹種より幅広板が安価に購入できます。硬すぎず柔らかずぎず、加工性がよい。

・お勧めしない点
太くはなるが長く成長する木ではないので長尺のカウンター材等は難しい。独特の香りがするので気になる方はやめたほうがよい。年輪幅が広いので反りが生じやすい。

銀杏

・科目
イチョウ科イチョウ属の落葉針葉樹

・産地
中国原産とされるが自生地は不明。古くから日本に入り各地に植えられている。庭木や街路樹としておなじみである。

・色目の特徴
辺材と心材の区別は不明で、全体に淡黄色を示す。早材(春目)と晩材(秋目)の差が少なく、木目はやや不明瞭。

・性質
材は緻密で美しく加工し易い。全体に均質で、狂いも少ない。

・お勧めの点
銀杏は比較的長い材が取れるのでカウンター材にお勧めです。価格もさほど高くはありません。 幅広の一枚板も手に入りやすい樹種です。

・お勧めしない点
やや軟らかい材質なのでへこみ傷がつきやすい。管理が悪いと青(カビ)が入りやすい。光沢があまりない。

アメリカンブラックチェリー

・科目
バラ科サクラ属の広葉樹。散孔材

・産地
アメリカの東部全域。

・色目の特徴
辺心材の区別は明瞭で、辺材は黄白色から乳白色、心材は淡い紅褐色から濃い紅褐色を呈する。使い込むほどに飴色に変色し、高級感がある。

・性質
木質はやや軽軟で加工は容易。木肌は緻密で表面の仕上がりは美しい。心材は耐久性があるが、辺材は虫害に弱い。乾燥はかなり速いが、収縮率はやや高い。 材面に、樹脂痕による黒い斑点や筋状の模様が入るのが特徴で、これを「ガムポケット」と呼ぶ。

・お勧めの点
表面が滑らかに仕上がるのでテーブルとしては最適。国産山桜に比べて反りや暴れが少ない。

・お勧めしない点
幅広の一枚板が入手困難。 色の変化が激しいので注意が必要。

ブラックウォールナット

・科目
クルミ科 Juglans 属 の落葉広葉樹。

・産地
アメリカ東部及びカナダのオンタリオ州など。特に、ミズーリー、オハイオ、インディアナなどが主産地。

・色目の特徴
心辺材の区分は明瞭。辺材は乳白色から灰紫色、心材は紫色を帯びた薄褐色から濃褐色。不規則な濃淡の縞を有することが多い。
木材の多くは日に当たると色が濃くなる傾向にあるが、逆にウォルナットは色が薄くなる。

・性質
木質はやや重硬で、狂いが少ない。木肌はやや粗いが、ペンキやステインによくなじみ、艶出し加工で美しく仕上がる。加工性も良く、釘打ちやネジ、接着の強度が保たれる。

・お勧めの点
木質はやや重硬で、狂いが少ない。木肌はやや粗いが、ペンキやステインによくなじみ、艶出し加工で美しく仕上がる。加工性も良く、釘打ちやネジ、接着の強度が保たれる。

・お勧めしない点
成長が早い材なので年輪幅は広め、そのため収縮や反りが少し出やすい。